FAQの主な内容


■導入前編

Q1 システムを導入するに当たっての動作環境は?
TRSシリーズ、KR、Realimは以下の環境で動作します。
CPU Core i5以上(OSの種類による)
メモリ 2GB以上(OSの種類による)
ハードディスク システムが使用する領域=約300MB、
Realim=約500MB
画面解像度 横解像度1024以上
対応OS Windows 7・8・10
その他 手書き図面・写真を使用する場合は、スキャナもしくはデジタルカメラをご用意ください。
下地集計に使用するエクセルは、32ビット版対応です。64ビット版では動作しません。

■インストール編

Q1 USBプロテクトドライバーを最新にしたい
Sentinel Protection Installerダウンロード

■CAD編

Q1 自動保存機能はないのですか?
バージョン9で自動保存の機能をサポートしています。
Q2 CAD文字だけ消したいのですが?
ステータスバーの所にポイントという文字が表示されていますが、そこをクリックして図形属性を選び、図形タイプのチェックボックスにチェックを入れ、CAD文字を選択して了解ボタンを押すと、CAD文字のみ選択された状態になります。DELキーを押せばCAD文字だけ消去することが出来ます。間違って消した場合は、編集のオペレーション取り消し(アンドゥ)で元に戻ります。
Q3 図形を選択した場合の色を黄色でなく、他の色にしたいのですが
メニューバーのオプションの色設定で、ハイライト色の番号を1〜255番までの色番号を指定すると、選択時の色を変えることが出来ます。又、背景色のラジオボタン(丸いボタン)を選択しRGBのバーで調整すると背景色(通常は白)を任意の色に変えることが出来ます。
Q4 画面にも線幅の情報を表示することは出来ないのですか?
オプション/その他/数値タグの「線幅を表示」のはいにチェックを入れます。
Q5 DXFのバージョンの対応状況はどうですか?
AutoCAD2000まで対応します。
Q6 任意の線種は作れるのですか?
作成可能です。CADをインストールしたフォルダーにあるCAD.LNSというファイルが、線種定義ファイルです。
このファイルの内容を変更することにより任意の線種が作れます。
Q7 ポストスクリプトのカラープリンタを使用する場合に、256色が出ない。
ポストスクリプトのカラープリンタで256色を使用するには、CADをインストールしたフォルダ内にあるCADVANCE.INIファイルの

  [Printer Defaults]
  IgnoreClosestColor=NO  NO をYES として保存して下さい。

(バージョン9のみ)

■拾い編

Q1 面積で拾ったものの、周長を拾うことはできるか?
拾い/長さ拾いを行い、図形指示/周長を選択し、面積で拾った図形の線上を選択すると、面積で拾った図形から周長を拾うことが出来ます。
Q2 1フロア拾った図形を他の階でも使用したい。拾い名称は同じで区分で分けたい
拾い/面積拾いを行い、図形指示/面積を選択し、既に拾った図形を指示し、他の階の同じ場所に配置、個数、区分を変更し実行します。

■下地編

Q1 Excelで集計表が作成できない
マスター登録の補修コード登録画面で、印刷パターンが指定されていない。印刷で、エクセルファイルコンバート処理を行っていないことが考えられます。
Q2 既に入力した補修データを修正しようとしたらエラーメッセージ[ID is Notfound]のメッセージが出て修正できない。
おそらく、図形情報と集計情報のデータがマッチしていないのが原因です。(再作画処理を行って図面を保存しないで終了させるとこの現象が出ます)
この現象が出たら、必ずひび割れ・浮きなどの補修図を削除し(躯体図形はそのまま)もう一度、再作画処理を行ってください。こうすることにより図形情報と集計情報のデータがマッチします。
Q3 劣化図をすべて作図した後、連番などの文字の大きさを変更したい。
マスター登録の補修コード登録画面で文字サイズを変更して、再作画処理を行ってください。
Q4 現場写真を図面に貼り付けたい。
JPGやBMPなどのデータをサポートしておりますので、ファイル・オープンで直接写真ファイルを指定してください。図面上に写真が呼び込まれます。
あるいは、編集/貼付けで行うことも可能です。
Q5 浮きなどの劣化図で任意のパターンのテクスチャーが配置できるのはいいのですが、ベタ塗りは出来ないのですか?
バージョン9よりベタ塗りの機能をサポートしました。
Q6 他のCADからDXFで変換した劣化図の面積・長さを積算したい
ツールメニューバーの「図形読取積算」のアイコンを押さえ、計測したい領域を指示することにより、その領域内の図形の自動積算を行います。

■足場編

Q1 立面図のトレースは外側全てなぞる必要がありますか?
平面図で足場割付を行っているので、立面図は、GLラインと左側の基準線、高さの線分があれば足場立面図は作成できます。
Q2 1/100の図面では単線で良いのですが、1/50では単線ではだめで、複線になりませんか
複線にしたい足場を領域で選択することにより、選択内の足場が複線になります。逆も可能です。
Q3 足場立面図をGLから作図するのでなく、高さをあわせることはできますか?
GLラインを指示後、高さ指定するときに足場のあわせたいポイントをクリックし、躯体ラインではなく、足場ラインを選択すると高さで指定したところから下方へ足場が割付けられます。

■全般編

Q1 CDで保存していたデータをハードディスクにコピーして、そのデータに修正を加えて保存すると保存不可等のエラーが出る。
CDに保存されているデータは、書き込みが出来ない属性が付いています。このデータをハードディスクにコピーすると、属性も同じように書き込みが出来ない(読み取り専用)となる場合があります。そのため、保存が出来なくなっています。解消するためには、ファイルの属性の「読み取り専用」のチェックをはずす必要があります。
Q2 TIFFイメージ形式はどの形式が良いのですか?
モノクロスキャナー図面としてCADへ取り込む場合、TIFFのイメージ形式は、KRで編集を行うことを前提として、非圧縮、G3−MH圧縮、G4−MMR圧縮(いずれもモノクロ2値)の形式でお願いします。
KRで編集後は、G3圧縮で保存してCADに取り込んでください。

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